グーグルのソフトウェアエンジニアは凄いですか?

凄いです。
グーグルは会社のイメージや待遇などの理由で、ソフトウェアエンジニアなら一度は憧れる会社です。また、入社のための面接のハードルの高さも有名です。
アメリカのソフトウェアエンジニアの面接は45分から一時間ぐらいで、面接官と候補者二人だけでの面接を5つ、一日で受けるのが普通です。ほとんどホワイトボードやPCで実際にコードを書かせる面接です。5人の面接官それぞれ、一人の候補者について合格・不合格の意見を出すことになります。
大抵の会社では、5人中4人が、場合によっては3人が合格と言えば、採用になります。グーグルでは、一人でも不合格をつけたら、ほとんど不採用になるそうです。実際、不採用通知を受け取った人で「ダメだった面接は1つだけ」と言われた人が何人か知ってます。または、出された問題の難易度が他の会社より高い傾向にあります。全てが難しいわけでは無く、問題の中に他で見たものより難しいものも含まれていた、という程度らしいです。
そんなに厳しくしたら、本当は実力があるエンジニアも落とされてしまうのではないか、と思うかもしれません。実際はそういうケースがたくさんありますが、「間違って優秀な人を落としてしまうリスク」よりも「ダメな人を採用してしまうリスク」を避けたいです。グーグルほどの企業になると、優秀な候補者が次々と応募してくるので、優秀な候補者が貴重なわけでもない、とも言えるかもしれません。
そういうわけで、グーグルの面接を突破するだけでも「凄い」と言っても良いと思います。

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